耐熱性能が良い家ってどういう事?前田工務店はSDGsに乗っ取った快適な家づくりを推奨しています。
こんにちは。
神奈川県海老名市にある、注文住宅、新築、リノベーションの株式会社前田工務店の前田です。
前田工務店で建てる注文住宅は断熱性能はどれくらい?と聞かれることがあります。
先に答えから申しますが、前田工務店で建てる家の標準的な、断熱性能は、
Ua値 HEAT20 G1グレード程度
C値 0.56程度 が標準です。
ですが、建てる家が全てがこの数値になるわけではなく、使用するグレードによって変わってきます。それは同じ仕様で家を建てても外壁の量や、窓の大きさでその数値は前後してくる為です。
ではなぜ、断熱性能が家を建てるときには重要になってくるのか?
そして、断熱性能値とは何かを解説していきたいと思います。
【断熱性能はなぜ重要なのか?】
そもそも断熱とはなんでしょうか?
断熱とは熱が伝わらないようにすることです。
一方、遮熱という言葉があるのですが、遮熱は、外部の熱が入り込まないように、また、熱が外に漏れないようにさえぎることを言います。
昔の住宅は、断熱をあまり考えずに、冬は寒く、夏は暑い家というのが当たり前でした。
これでは、快適な暮らしとはとても言えず、冬はガンガン暖房をつけて、夏はエアコンをつけないと暑いという家です。
ですが断熱をしっかりとする事で、冬でも暖かく、夏になると外よりは温度が低く保つことができます。
このような効果があるのが断熱です。
家を断熱し、快適に過ごすためには、2つの方法が必要です。
それが、断熱化と気密化です。
「断熱化とは?」
断熱化するためには、以下の3つのポイントがあります。
1,躯体全体を断熱する
躯体とは住宅全体を指します。
熱は住宅全体を通し室内へと移動していくので、家中が暑くならないようにするためには躯体を断熱します。
2,ドア、窓などの開口部を断熱する
窓やドアなど直接日光などが入ってくるところは、熱を通しやすいです。
数値で表すと、躯体の10倍近くの熱を通すため、開口部の断熱は耐熱性能を大きく左右します。
3,開口部の日射遮蔽する
開口部というのは、窓やドアです。
そこから入ってくる日射侵入を減らすことで、日射熱を減らします。
以上が断熱化、遮熱化に必要なのです。
そしてもう一つ大事なことがあります。
それが「気密化」です。
気密化とは、住宅の隙間をなくすことです。
密閉性を高め、空気の出入りや熱の移動を減らします。
気密化がなされていない場合、隙間風や熱が移動してしまうことになります。
このように耐熱は快適な住まいを作るために重要になっています。
では、この断熱性能を示す値でもある、U値、C値とは一体どういう値なのでしょうか?
「Ua値とは?」
外皮平均熱貫流率(UA値)は、住宅の内部から床、外壁、天井(屋根)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値となります。グレードが高ければ高いほど燃費の良い住宅となります。あくまで燃費を示しているものなので、数値が高いから良い住宅という事ではありません。ただし、あまりに数値の低い住宅は夏も冬も快適ではなくなってしまう為、ある程度の性能値は確保した方が良いでしょう。
「C値とは?」
家にどれだけ隙間がないかを示す数値です。どれだけ高性能な断熱材を使用しても隙間が多いとその能力を発揮することができません。高気密高断熱住宅と言われる住宅はC値が1.0以下の住宅が基準となります。
この数値が家の性能を表す数値となりますが、昨今のSDGsの流れから、建築は二酸化炭素の排出量が多いため、良質な住宅を造る事によりエネルギーの削減をするためにも性能に拘っています。2021年4月からUa値は省エネ基準をクリアしているかどうか、設計士による説明が義務化になりました。
私たちは、この義務化よりも前から快適な住まいの性能も考慮した家作りをしてきました。
デザインや、間取りだけではなく、性能を考えることで家を建てるだけでSDGsにも貢献できる。
そんな住まいを実現しています。
前田工務店は、確かな技術とクリエイティブな家作りだけではなく、お客様の安心、安全も考えて、住みご心地の良い家をお客様と一緒に作っていきます。
注文住宅をご検討のお客様はお気軽にご相談ください。