外壁材を考える

注文住宅の外壁材おすすめは?どんな外壁材を使うの?

こんにちは。

 

神奈川県海老名市にある、注文住宅、新築、リノベーションの株式会社前田工務店の前田です。

 

注文住宅を建てる時には決めないといけないことが沢山あります。

 

特に外観は家の顔でもあり、「外壁」をどのようにするかは非常に悩むところではないでしょうか?

 

どんなメーカーを使えばいいのか?

 

イメージはあるけど、予算は足りるのか?

 

実際に外壁にした時に思った感じと違う!となってしまっては取り返しがつかないので、外壁材選びも注文住宅を建てようと思った時には重要な要素です。

 

【前田工務店でよく使われる外壁材とは?】

 

前田工務店では、基本的にはお客様のご希望によって選択可能になっています。

 

外壁材とは、建物の壁の外側を構成する建材や素材のことをさします。

 

建物の外側の仕上げ材となるので、素材や色合いの選び方が外観デザインに大きく影響し、外壁の構成選びは、屋根と並んで、最も重要な要素である太陽、雨/雪、熱、寒さに対する防御の第一線を形成し、その結果、内側に安定した、より快適な環境を作り出します。

 

前田工務店でよく使う外壁材は、木(ウエスタンレッドシダー、杉、焼杉)、ガスバリウム、窯業系サイディング、左官系(そとん壁、ジョリーパット、漆喰)です。それぞれに特徴があり金額も異なります。

 

【外壁材の特徴】

 

外壁材は家作りのデザイン的にも機能的にも需要な要素となっています。

 

注文住宅にとっても、家の顔とも言える外壁。

 

その見栄えを決定するのが外壁材。

 

どれにしたらいいのか悩む方も多いと思います。

 

そこで、前田工務店でよく使う外壁材の特徴をお伝えします。

 

「木」

 

(ウエスタンレッドシダー)

ウェスタン・レッドシダー(米杉)は、ヒノキ科ネズコ属の常緑高木で、木曾の五木(ヒノキ、サワラ、ネズコ、アスナロ、コウヤマキ)と称される中の「ネズコ」と同一の科に属します。

 

木目通直で狂いが少なく加工しやすい材質で、その自然な色合いや香り、優れた耐久性と安定性、断熱性や防音性は、古くから高い評価を受けています。

 

特徴
ウエスタンレッドシダーは、針葉樹の中で最も優れた耐久性を持ち湿気、腐朽、虫害に対する耐性が自然に備わっています。この耐久性は、主にツヤプリシンという抽出成分によるものです。また木材腐朽菌に対しては、水溶性のフェノリックスが耐久性を高める役割を果たしています。

 

(焼杉)

焼杉とは、杉板を焼いて表面を炭化させた板のこと。

 

特徴

炭化した層を作ることで格段に耐久性がアップします。また、デザイン的にも落ち着いた感じになるため、好んで使われています。

 

一方で炭化した部分は永遠ではなく、時が経つにつれて無くなって行くものも多く存在します。また、炭化したものが風に煽られてご近所にまってしまうとうリスクもあります。この飛散と劣化に関しては、保護塗料を塗布しておくことで軽減することが可能となります。

 

ガスバリウム」

 

ガルバリウム鋼板とは、アメリカで開発された、アルミニウムと亜鉛合金のメッキ鋼板です。

 

軽量で耐久性が高いため金属製の外壁材として人気があります。

 

特徴は大きく3つです。

 

 1.金属材のなかでは錆びにくい

 2.防水性が高い

 3.軽量で耐震性が高い

 

ガルバリウム鋼板の外壁はメンテナンスをなるべく最小限に抑えたい。そんなご要望の方におすすめです。

 

「窯業系サイディング」

 

窯業系サイディングとは、セメントに繊維質を混ぜ、板状に形成した外壁材です。

機能性やデザイン性に優れており、日本で使われるサイディングボードのほとんどが窯業系サイディングです。

 

特徴

・防火性に優れている

・耐震性に優れている

・デザインのバリエーションが豊富

・コストパフォーマンスに優れている

・施工期間が短い

・品質が安定している

 

柄や色などのバリエーションが選べて、加工性に優れているためデザインに幅を出せるのが特徴で、一般的にはレンガ調やタイル調、コンクリート調や木目調といったサイディングが広く一般的に使用されています。前田工務店でサイディングを使用する際は、〇〇調と言われるものは使用をせずに、サイディングパネル材らしい表情のものを使用しているため、逆にその材料がサイディングだという事を気が付かなかったと言われるお客様も多くいらっしゃいます。

 

そとん壁」

 

そとん壁とはシラス台地の「シラス」から出来ている外壁材です。

マグマが岩石となる前に粉末になった物質です。鹿児島・宮崎の南九州が産地です。

 

外気の温度を建物内部に伝えにくく、冷暖房の効率をアップさせてくれます。 遮音性にも優れており、バランスの良い外壁材だと言えます。 また、蓄熱しにくく輻射熱をやわらげてくれます。

 

また、そとん壁の大きな特徴はその防水性にあります。通常左官のような塗壁は表面の撥水性で、防水されるようになっているため、10年−15年を目安に塗り替えの必要が出てきますが、そとん壁は中塗り、上塗り材の粗さの違いを利用して防水をしているため、塗装をしなくても防水性能が落ちにくいというメリットがあります。

 

一方で、その仕組みがゆえに、雨などは一旦外壁材に染み込みやすい状況となるため、苔などが比較的生えやすい材料となっています。それを保護する塗料も現在は出ておりますので、その辺りの美観が気になるという方は、保護塗料も一緒にご検討される事をおすすめします。

 

「ジョリーパット」

 

ジョリーパットとは砂などを塗料に混ぜたモルタル外壁用意匠性塗材のことです。この塗材はフランスで生まれました。

 

特徴

ジョリパット最大の特徴は、独特の温かみある質感です。

独自の骨材(砂・砂利のようなもの)を練り込んであるため、ざらざらとしたマットな仕上りになります。

耐久性が高く、耐火性・防火性に優れており、遮光性、遮音性にも効果を発揮すると言われています。また、太陽などの紫外線による色褪せもしにくくなっていると言われている点も大きなメリットと言えるでしょう。

 

またジョリーパットは追従性に優れているため、別の左官材よりも表面にヒビなどの亀裂が入りにくいというのも特徴です。

 

左官の温かみのある表情で、プレーンな雰囲気の外壁をお探しの方におすすめです。

 

「漆喰」

 

漆喰とは石灰を由来とした壁材のことです。もとはサンゴ礁を原料としており自然由来の材料です。

 

5千年前のエジプトのピラミッドの壁に使われたのが漆喰の起源で、、高松塚古墳やキトラ古墳でも使われており、日本でも1300年前から伝わっている加工技術です。漆喰を使った有名な建築物では、姫路城があります。

 

特徴

漆喰壁はホコリやゴミなどが付きやすいのですが、温度・湿度を一定に保つ効果がある、耐久性が高い、ホルムアルデヒド(シックハウス症候群の原因物質)を分解するなどさまざまな特徴があります。

 

耐久性が高いのが特徴のひとつです。耐久年数は100年もつといわれております。

 

さらに、湿度の高い梅雨時期には湿気を吸い取り、湿度の低い冬時期には湿気を放出するため調湿効果に優れているといわれています。一方で湿気の出入りがあるが故に苔やカビが生えやすいという特徴もありますのでご注意ください。ただ、化学物質を使用したスイス漆喰などは比較的、汚れにくい材料となります。昔ながらの漆喰のマットな印象とは異なり、少しテカリのある表情にはなりますが、漆喰の雰囲気は好きだけど、なるべく汚れたくないという方にはスイス漆喰がおすすめです。

 

前田工務店でよく使われる外壁材の主な種類と特徴をお伝えしました。

 

あくまでこちらは前田工務店でよくお客様が家を建てる時に使用される外壁材です。

 

お客様のご希望によりどんな外壁材も施工可能です。ご予算とご希望に合わせてご提案をさせて頂きます。

 

前田工務店は、お客様の大切な家づくりは、住みやすさだけではなく、安心、安全と居心地の良い空間をお届けいたします。

 

お住まいのことで気になることはなんでもご相談ください。

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