2020.09.17(木)
土台敷き@清川村
こんにちは!
現場監督の川口です
本日は、
清川村にある現場の土台敷きを行いました。
まずは土台を基礎に緊結するために、基礎の天端(上の部分)に墨出しを行います。
~施工手順~
隅柱が配置される部分にある、基準となる土台アンカーボルトを決め、芯を取ります。(写真①)
巻き尺を使用し、中間部分にある基礎に墨を付けます。(写真②)
この芯からレーザーを使用して建物外周廻りの基礎に矩(かね:直角)を出し、芯を取ります。
その直角の芯を基に、同様に別方向の外周廻りに矩を出す作業を、2か所行います。
その後外側又は内側に、土台が載るラインを位置出しするために、芯を基に墨出しをします。
この一連の作業を全ての基礎天端に墨出しを行えば、土台墨出しの終了です。
実は、
この作業がとても重要なんです。
この墨出しを正確に出すことで、
建物が基礎の上にきちんと建築することができ、
構造面でも安心することができます。
この墨出しは大工さんが行っている企業がほとんどですが、
私たちの現場では現場監督が行います。
土台の墨出しができるようになれば、
現場監督の桐田さんに認められるので私も早く覚えたいところであります!
(写真①)
(写真②)
墨付けを終え、土台敷きを行います。
~施工手順~
まず、隅柱が入る土台アンカーに専用のピンを取り付けます。(写真③)
墨付けを基に、基礎の通気を確保するために、基礎パッキンを施工します。(写真④)
土台には、アンカーボルトと緊結させるために穴開け加工をします。(写真⑤)
その後シロアリ被害を防ぐために、土台全方にエコボロン(ホウ酸)を塗布します。
土台とアンカーボルトをワッシャーで固定後、大引きを入れます(大引きもホウ酸施工しています)。
大引き下部に耐力を確保するために鋼製束を施工します。(写真⑥)
土台敷きの終了です。(写真⑦)
(写真③/④)
(写真⑤)
(写真⑥)
(写真⑦)
土台敷きの施工には連携が大切であり、
役割分担が必要不可欠になります。
限られた作業スペースを有効活用しそれぞれの役割を担うことで、
現場を円滑に進めることができます。
これはどの作業でも同じことであり、
また役割という面では建築でも似たことが言え、
設計、監督、職人のチームがそれぞれの役割をきちんと担うことで
”良いもの”を作ることに繋がります。
皆様にお届けする
「居心地の良さ」は、
こういった細かい部分にも影響してくると思います。
僕もまだまだ未熟ですが、
皆様に心地の良い暮らしをお届けするために、
細かい点にも目を配り、
現場監督としての責任を持ち、
皆様の思いを形にしていければと思います。
さて、
長くなりましたが、
次回はいよいよ上棟です!
家の躯体が一日で建つ、
何度見ても感動する瞬間を味わえる日です!
ブログでその様子をお届けするので、更新までお待ちください!
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