DAYS

2016.06.11(土)

屋根@愛川

手刻み第二弾

『愛川の屋根(仮)』 はじまっています!

 

1

 

こちらは以前、内装のリノベーションのご依頼を頂いたお施主様から頂いたプロジェクト

庭の倉庫が古くなってきたので建て直したいというご依頼でした。

 

この付近は昔から日本の伝統工法である

手刻みによる建築を得意とする大工が多くいた地域でした。

 

そんな地域の技術を承継し、記憶を形にしていく

そんな想いではじまったこのプロジェクト

柱、梁、一本一本に大工の想いを込め

手刻みで形にしていきます。

 

あらかじめ刻まれてきた仕口を現場で調整しながら木を組んでいきます。

2

 

3

 

4

5

6

7

8

9

14

つながれた桁はこの二つの穴に栓が入ることで引き抜かれない仕口となります。

ちなみにこちらは“シャチ栓”という継ぎ方

 

 

 

そのほかにも手刻みならではの加工が仕口に施されています。

10

 

11

12

13

15

 

 

 

模型で検討されていた軸組

模型と見た目はかわりませんが

実物はやはり迫力が違います。

 

16

 

17

 

18

 

 

夜には屋根が浮かび、町にあかりを点す

そんな藏が間もなく完成します。

19

 

20

 

 

category:aikawa-kura  /  author:Tetsuo Maeda
閉じる