長期優良住宅ってなに?前田工務店で建てる家でも長期優良住宅にできるの?
こんにちは。
神奈川県海老名市にある、注文住宅、新築、リノベーションの株式会社前田工務店の前田です。
新築住宅を建てる際に様々なことを調べると思います。
その時に、長期優良住宅という言葉を目にすることがあると思います。
長期優良住宅?調べてみたけどよくわからないし、なんとなくお得な感じがすることはわかる。
自分が建てようとしている家にはできるのだろうか?
そんな疑問もあると思います。
ですが調べても専門的でよくわからない。
そんな方へ長期優良住宅とはどういったことか、またお客様によく聞かれることで、前田工務店で建てる家にも長期優良住宅はできるのか?をを解説したいとおもいます。
【長期優良住宅とは?】
長期優良住宅とは、長期優良住宅とは、国が定めた長期優良住宅認定制度の基準をクリアし、行政の認定を受けた住宅のことです。
そして、認定を受けるためには、以下のような基準を満たす必要があります。
・長期に使用するための構造及び設備を有していること
・居住環境等への配慮を行っていること
・一定面積以上の住戸面積を有していること
・維持保全の期間、方法を定めていること
2016年にはリフォームなど中古住宅を増改築した場合でも適用されます。
この制度は、住生活基本法の施行が関係しています。住生活基本法は、国民に安全かつ安心な住宅を十分に供給するための住宅政策の指針となる日本の法律。2006年に施行されました。
この法律をもとに、将来に渡り長く住み続けられると国から認められた住宅が長期優良住宅になります。
【長期優良住宅のメリットは?】
住宅ローン控除の拡充
投資型減税
不動産取得税の減税
登録免許税の税率引き下げ
固定資産税の減税
住宅ローンの金利の優遇
地震保険料の割引
補助金
などがあるので、ぜひ認定を受けたい!と思う人が多いと思います。
詳しくはこのような概要になっています。
https://www.mlit.go.jp/common/001214060.pdf
耐震性能や断熱性能の高い家を建てるための、ひとつの指標としておすすめです。
一方で、長期優良住宅は事前の図面による申請と完了報告書の提出のみで長期優良住宅の認定を受けられてしまうという側面を持っています。
それが何を意味をするかというと、図面上は長期優良住宅でも実際の工事がそのようになっていなくても認定が下りてしまうことがあり得るという事です。
それは長期優良住宅を取得しているからと言って必ずしも、性能を担保した住宅になっているとは言い切れないという事を意味しています。
長期優良住宅はひとつの指標として、免税対策として大切なことではありますが、本質は性能をしっかりと満たした、長期に渡って快適に住み続けることができる住まいを形にするという事にあると考えています。
前田工務店では第三者検査機関と連携し、建物の住宅性能に関する箇所を全10回に渡り数百の検査項目を現場でチェックをする事で、基準を超えた確かな性能を担保した住まいを皆様にお届けしております。
また、建物の耐震強度に関しては長期優良住宅だから安心という事はないと私たちは考え、独自の視点で確かな耐震強度の住まいを皆様にお届けできるように努めております。
https://maedakoumuten.jp/special/spec/8446/
【前田工務店で建てる家では長期優良物件にできるのか?】
全棟、証明書を取得している訳ではありませんが、ご希望に応じて取得が可能です。
取得に際して申請費用はかかりますが、性能における増額はありません。
ただし、長期優良住宅には一定の基準面積があり、証明書取得に際し床面積が増加する場合などは費用がプラスになります。
事前にご相談させていただき、必要かどうかを一緒に判断させていただくことも可能です。
住まいに関する事は何でもお気軽にご相談ください。