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2020.12.24(木)

「際を制する者は左官を制する」@清川村

 

こんにちは

スタッフの川口です。

 

先日、清川村のK様邸でDIYがスタートしました!

8月に着工した現場も、

竣工まで終盤に差し掛かりました。

 

あっという間ですね。

 

地鎮祭から現場でお世話になり、

現場監督として一番長く見てきた現場なので

なんだか感慨深いです。

 

 

さて、この現場ではDIYは珪藻土の左官から行っており、

左官の初日は ”一番大切” な養生から始まります。

 

床、開口部周りの枠、天井…

珪藻土を塗りたくない全ての場所に養生をします。

 

下の写真はカーテンレールを養生しているところなのですが、

レールの両脇に珪藻土を左官するため極めて繊細な部分だったにも関わらず、

職人さんのような綺麗な養生をしていただけました✨

さすが旦那様です!!

 

 

サッシ周りにはビニール状になっているマスカーを貼り、

珪藻土がサッシに飛散するのを守ります。

 

ボードが角に集まるコーナーには

珪藻土の割れを防ぐためにコーナー材を入れます。

 

シーラー(接着剤)をビス、ボード間の継ぎ目部分に刷毛で塗布します。

下地の珪藻土を隙間に吸着しやすくなるようにするものなので、

この作業も大切な工程の一つです。

 

シーラー乾燥後、いよいよ1回目の下地を左官します。

へこみを埋めて壁と平行になるように、丁寧に行います。

 

この日はここまで。

その後ボードの継ぎ目、入隅や出隅のコーナー部分に、

1回目の下地の上にファイバーテープというものを貼り、

再度壁と平行になるように下地処理を行います。

下地乾燥後、シーラーを再度全個所に塗布し、

乾燥を終えていよいよ仕上げの左官になります!

 

 

また、

 

「際を制する者は左官を制する」

 

前田社長はこう言います。

 

つまり、

際の”養生”が大切だということです。

 

ここで丁寧さを怠ってしまうと、

仕上がりをみたときに角が不格好になってしまっていたり

ボードの目地部分が浮かび上がってしまう。なんてこともあります。

 

そんな後悔はしたくないですよね。。

 

それほど養生や下地処理が大切なんです!!

 

これから長く住む住まいですから

僕もDIYを指導する立場として、

仕上がりが美しくなるように、後悔しないように、

特に養生と下地処理を丁寧に行うようにとお伝えしております。

 

少々大変な作業ではありますが、

美しい仕上がりを想像しながら養生に取り組んでいただけると、

より気合いが入るかもしれませんね!

 

DIYはまだまだ始まったばかりでこれからですが、

焦らず、丁寧に行っていきましょう!

 

 

category:DAYS  /  author:川口拓馬
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