A 性能を重視した、デザイン性もある、心地良い空間を予算に合わせて形にするのが得意です。
予算が限られているからと言って住まいの性能や居心地が担保されていない住宅は、人の住む家ではないと考えています。私達は予算が限られていても、何十年経っても心地が良いと思える住宅を形にしたいと考えています。何十年先も心地良いと思える住まいに性能は必要不可欠なものだと考えています。また、見た目はシンプルでスッキリとしたデザインが得意です。ハウスメーカーではしっくりこない、そんなお客様から多くの支持を頂いており、デザイン関係(アパレル、WEB)のお仕事をされている方と建築関係のお仕事をされているお客様が多い工務店です。また本質的で、不変的な住まいを目指している事からコンサルタントの方や先生と呼ばれる職種のお客様も多くいます。性能とデザイン性を兼ね備えた、何十年先も心地良いと思える住まいをご予算に合わせて形にするのが得意な工務店です。
A もちろん大丈夫です。
お施主様が本当に形にしたいもの。それを一緒に考える事も私たちの仕事だと考えています。私たちに寄せられる希望や要望は、明確なものからぼんやりしているものまで様々です。できればはじめはぼんやりとしたイメージでご相談をいただけることが理想です。明確過ぎる要望は時に危険を招きます。明確な要望の多くは手法である事が多いからです。手法を固定してしまうと予算やプランに融通が効かなくなってしまう事が多くあります。ぼんやりとしたイメージからそれはどういうものなのかを一緒に考えていく方が、良いものになると思います。もちろん明確な希望がある場合にはお伝え頂ければお客様が叶えたい理想と照らし合わせてご希望の手法が正しいかどうかも相談に乗らせていただきます。
A ご希望によりどんな外壁材も施工可能です。
ご希望により外壁材は選択が可能ですが、よく使用する外壁材は、木(ウエスタンレッドシダー、杉、焼杉)、ガスバリウム、窯業系サイディング、左官系(そとん壁、ジョリーパット、漆喰)です。それぞれに特徴があり金額も異なります。ご予算とご希望に合わせてご提案をさせて頂きます。
A、ご希望があればどんな断熱材も可能です。
外断熱、充填断熱、どんな断熱材も可能ですが、多いのは充填断熱系のグラスウール、もしくはウレタン吹き付けです。プロジェクトにより最適な断熱方法は異なってきますが、多くの場合にお勧めしているのはグラスウールです。グラスウールは材料が安価で断熱性能が良いという特徴があります。一方でグラスウールは施工がもっとも難しい材料となります。そのため、安価な住まいを形にしている住宅会社では絶対に使用をしない方が良いと思います。グラスウールは湿気に弱いので施工事術が劣っている、もしくは設計が悪いと壁内がカビてしまいます。しかし材料が安価なのに対して断熱性能が高いため確かな技術があることが前提であればやはりグラスウールがおすすめです。断熱性能にこだわる一流工務店の多くはグラスウールを使用しています。しかし材料は安価ですが、施工費が若干高くなるため、コストを抑えたい時はウレタンの吹き付けを使用します。
A Ua値 HEAT20 G1-G2グレード程度
C値 0.5-0.6程度 が標準です。
上記が私たちの標準的な数値となりますが、全棟同じ数値にはなりません。
Ua値とは熱量がどれだけ外に逃がさないかを表す数値となります。グレードが高ければ高いほど小さなエネルギーで家を温める事が出来る燃費の良い住宅となります。あくまで燃費を示しているものなので、数値が高いからというだけで良い住宅という事ではありませんが、断熱性能は快適な住まいを形にする上でとても大切な要素のひとつだと考えています。
C値とは家にどれだけ隙間がないかを示す数値です。どれだけ高性能な断熱材を使用しても隙間が多いとその能力を発揮することができません。高気密高断熱住宅と言われる住宅はC値が1.0以下の住宅が基準となります。
A 耐震等級は3程度もしくはそれ以上の住宅を目指しています。ただし、ご満足頂けるプランにより基準値は変動をします。
耐震等級は建築基準法に定められた耐震性の住宅が等級1
その1.25倍の住宅が耐震等級2
1.5倍の住宅が耐震等級3となります。
私たちは耐震性の高い住宅を形にする事はこの地震大国日本において、とても重要な要素だと考えています。基準法通りの耐震等級3の家が熊本では倒壊をしてしまっています。その原因を考え模索し、対策をしない限り、耐震等級の数字だけを頼りに家づくりをしても地震に強い家にはならないと考えています。
例えば、建築基準法は1度の大きな地震で倒壊せずに逃げることが出来るというのが基準となっています。その為、熊本の時のように度重なる地震では倒壊する家が増えてしまいます。耐震等級という指標はひとつの目安として、とても大切だと思いますが、見た目だけの数値で安心をするのではなく、幾度かの地震に耐えられる家を目指し、形にしていかなければならないと私たちは考えています。
耐震等級は耐力壁と言われる地震に対して耐え得る壁の量でその等級が決まってきます。しかし、その耐力壁は地震が起きるたびに少しづつ、その性能を下げてしまいます。その為、地震に強い家を形にするのであれば耐力強度をあげるという事は勿論ですが、度重なる地震でも耐力壁の損傷がなるべく少なくなる家を計画する必要があります。
地震に対する強度を可視化するためのシュミレーションを2020年9月以降、全ての住宅において実施致しております。住宅の揺れ方は地震波により異なりますが、シュミレーション上では阪神、熊本、それぞれの予震、本震に耐え、更に既存の耐力壁の性能が残るという状態を標準値として定めています。
A もちろん可能です。
全棟、証明書を取得している訳ではありませんが、ご希望に応じて取得が可能です。取得に際して申請費用はかかりますが、性能における増額はありません。ただし、長期優良住宅には一定の基準面積があり、証明書取得に際して床面積が増加する場合などは費用がプラスになります。
A お探しします。
土地は建築予定の建築会社、工務店と一緒に探すことをおすすめします。
注文住宅は土地選びがとても大切になります。一方で、あなたにとってベストな土地はあなたが手に入れたい未来の姿により、手に入れるべき土地が変わってきます。その為、あなたが未来に何を手にしたいのか、それを理解してくれている工務店と土地探しをするという事が家づくりにおける成功の一歩目となるのです。
土地を購入する時に大切になってくるのは土地と建物の予算のバランスです。土地にかけ過ぎたからダメで、建物にかけ過ぎたからダメという事ではありません。大切な事はあなたにとって最適なバランスを取ること。その中で土地の金額は明確にわかりますが、建物の金額は明確にはわかりません。だからこそ、あなたの理想を理解している工務店と一緒に土地探しをする事が大切になってくるのです。
この土地であなたの理想の暮らしを手に入れる為には建物にどれだけの費用が掛そうか。総予算から土地代金を差し引くとどんな家が実現可能なのか。それをお伝えできるのは、あなたの理想を理解している工務店だけなのです。
不動産業者は土地紹介のプロであり、家づくりのプロではありません。同時に建物の価格は形にする家、工務店により異なりまので、不動産業者だけでは、あなたが望む未来を手にするにあたり建物にどれだけの予算を配分して良いのかが分からないなずなのです。
あなたがどんな暮らしを手に入れたいかという事により、選択すべき土地が変わってきます。同じご要望でも、建築する工務店により、ご提案する建物の形は変わり、それに伴い選択すべき土地も変わってくるのです。快適な住まいに日当たりは大切ですが、日当たりだけが全てではありません。
同時に、選ぶ土地にかかってくる諸経費も異なります。だからこそ、資金計画表を地図にあなたの理想を理解してくれている工務店と一緒に土地探しをする方が良いのです。
私たちはこれまで多くの狭小地、変形地にて、多くの住宅を形にしてきました。狭小地ではその建て方を十分に配慮しなくては快適な住まいは実現しません。狭小地においてはその狭さというネガティブな面に目を向けるのではなく、その中でもしっかりとある、その土地ならではのメリットに目を向け計画をしていく必要があります。設計力に自信があるからこそのご提案をさせて頂きます。
A 大丈夫です。
私たちはこれまで複数の崖地、斜面地にて施工をしてきました。斜面値はその形状から特殊な形状の建物となりますが、多くの場合、眺望の良い場所に位置する事が多く、完成した際にはとても心地の良い景色を望める事が多いです。斜面地は同じ地域内でも大きさの割に安い価格で販売されていることが多くあります。一方で斜面地での建築は通常の敷地よりも費用がかかる場合が多いため、費用を余分に見ながらの計画をしていく必要があります。どの程度の予備予算が必要になるのかは状況により異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
A 部位と項目により保証期間が異なります。
地盤に関する保証は20年
外壁、屋根、窓からの雨漏れは10年
柱、梁、土台、基礎などの建物の構造に関するものは10年
衛生設備機器や電気設備に関しては各メーカーの保証期間に準ずる
そのほか内装外装に関する保証期間は内容によりその期間が異なります。
地震やその他災害により生じた損害は免責となりますので、そちらは火災保険にて担保頂ければと思います。また私たちは自然素材を使用する事がありますが、自然素材は環境により変化する材料となります。敷地環境によりカビや苔の生えやすい場所で自然素材を選択される場合はご注意ください。また自然素材による内装材も季節や環境により変化いたします。著しい被害を除き自然素材による状態変化は免責となります。
A ハウスメーカーの保証は注意も必要です。
ハウスメーカーの50年保証、100年保証はメーカーの定める年数毎にメーカーの推奨するメンテナンスを実施することが前提となっております。もし推奨するメンテナンスを実施しなかった場合、保証期間はそこで終了となります。以上の事からハウスメーカーの50年保証、100年保証は引き渡し後のメーカーの工事売上を担保するためのものになっている事が多くあります。50年保証100年保証は一度建てて何もせずに保証期間が適用になるというものではないという事にご注意ください。またハウスメーカーは独自のオリジナル建材を使用している場合があり、そうした場合、建てたハウスメーカー以外ではメンテナンスができなくなってしまう場合があります。その場合、メンテナンスの費用はハウスメーカーの提示金額でしか工事をせざるを得なくなってしまい、断れば保証期間が立たれてしまというケースがありますので、その点もご注意ください。
A お引き渡し後は、半年、1年、2年の合計3回、無償にて点検に伺わせていただきます。
上記期間中に生じた問題は、無償にて対応させていただきます。ただし免責事項に該当する内容に関しましてはその限りではありません。 その後は3年に一回有償になりますが、定期点検の実施をお勧めいたします。 一度の点検費用は2021年1月現在1回35000円となっております。 また点検の際には、現在の建物の状況を報告書としてまとめ、お施主様にお渡しさせていただきます。 建物竣工時には建物工事中の現場報告書もお渡しさせていただきますので、そちらと併せて保管いただくことで、住まいのカルテとしてご活用いただけます。工事中どのような工事が行われ 、お引き渡し後どのようなメンテナンスをしたのか報告書により、その内容が明らかになることで、万が一家を手放すようなことがあった際に、住宅の性能を担保する資産としてご活用いただければ幸いです。
A いつも同じメンバーで現場を施工しております。
建物の良し悪しは現場で形にする人の質で左右されてくるものだと考えています。その為いつも違うメンバーで現場を施行するということは、毎回メンバーの違うチームで試合に臨むというのと同じ事となってしまいます。現場ではチーム力がとても大切です。丁寧に施工している職人の中に一人でも、雑な職人がいると、現場は乱れます。なので私たちは、現場で施工する職人はお互いに尊敬し合える技術を持つ、職人チームで構成しております。
A 第三者検査機関と連携し現場の検査を実施しております。
建物の性能を担保する上で現場の管理は欠かすことができません。どれだけ良い設計、良い素材を使用していても現場でミスがあってはその能力は発揮されません。現場の施工は人が行います。人は必ずどこかでミスをします。住宅の場合、ミスをすることよりもミスに誰も気がつかずに、そのまま施工が進み、住まいとして形になってしまうことが問題です。人的ミスをミスで終わらせないために、現場監督による検査の後、第三者の検査機関にて改めて検査を実施することにより、全ての住宅の性能を一定の基準に保ち、皆様に心地の良い確かな住まいをお届けしております。また検査は独自の基準により行なっています。それは建築基準法では曖昧な表現が多く、どこまでが許容かが定められてないことが多いためです。建物の性能を左右する部分に関し、独自に基準を設け、数百の検査項目において問題がないか確認し、問題があるところは是正することで、確かに住まいを皆様にお届けしております。
A 外構もご提案させて頂きます。
家づくりにおいて外構を考えるという事はとても重要な事になります。家と庭と書いて家庭という文字になります。心地の良い住まいを手にしたいと考えた時家だけの事を考えて庭のこと、外構のことを考えなければそれは家とい箱にしかなりません。もちろん箱だけでもある程度心地良くはなるのですが、外構も一緒に考えてあげることでそれはより豊かなものへと変化していきます。しかし、それは予算をかければかけるだけ良いということではありません。暮らしと予算に合わせて丁寧に整えてあげるという事が重要です。庭ができる敷地を購入できたのであれば、その庭は家の中からの景色となります。その景色は別の業者と形にしてください、紹介します。などと言うのはその家に対する想いの無さの現れとしか思えません。お客様の方でお気に入りの業者があり、どうしてもその業者と考えたいと言う場合を除き、住まいに合う外構を一緒に考えさせて頂きます。
A 照明計画もご提案をさせて頂きます。
照明計画は家づくりにおいて、とても大切な要素となります。家づくりをする時、日中の日当たりのことばかりを気にして家づくりをしている方がほとんどです。しかし、日中家にいられる時間は多くないというケースも少なくないと思います。日中よりも夜の時間帯に家にいる時間が多い、そんな方も少なくはないのではないでしょうか。もしくは日中は家にいるけれども、ゆっくりと気持ちを休めることが出来るのは夜の時間帯が多いと、いう方もいるかもしれません。住まいは気持ちをリセットしてくれる、1日の疲れを癒やし明日の活力を与えてくれるとても大切な場所です。そう考えると夜の居心地の良さを検討すると言うことはとても大切なことであり、照明計画は居心地の良い住まいにおいて、とても重要な要素となり得るということを、ご理解頂けるかもしれません。
A 家具の造作もおこないます。
住まいをスッキリと見せるために、家具など可能なものは作り付けにしたいというご要望も少なくありません。実際に家具を造作し建物と一体化させることで、家具が存在しないような雰囲気にできるため、空間をスッキリと広々と見せることができるという効果も得ることができます。一方で造作家具は費用がかさむ要素ともなりえます。なるべく多くの希望を実現するために私たちは造作家具を家具職人に一括して任せるのではなく、大工工事と家具工事に分けて家具を造作していきます。そうする事で家の中に造作家具を増やす事が可能となり、限られた予算の中で最大限、住まいをスッキリと演出させる事が可能となります。
A 私たちを気に入って頂けた方の住まいはどんな金額でも形にしたいと考えています。
一番多い価格帯は2500万円から3500万円、これまで形にしてきた最小金額は1800万円です。
私たちは、デザインと性能、両方を担保する家づくりという、私たちの考え方に共感して頂ける方の住まいであれば、予算に限らず形にしたいという想いで、これまで歩んできました。しかしそれは、この大きさ、仕様を、この予算で全てを形にして欲しいという、ご要望にお応えしてきたわけではありません。
お客様の望む未来を一緒に模索し、土地状況やご要望に合わせて、本当に必要なものとそうでないものを整理しながら、予算に合わせて快適な住まいを形にし、多くの皆様に喜ばれてきました。
その想いにご共感を頂ける方であれば、ご希望のご予算を最大限、活用をさせて頂き、快適な毎日をお届けさせて頂きます。
A ご予算で性能は基本変わりません。
金額により建物の性能が変わるという事は基本ありません。それはどんなご予算であれ、住まいに性能を優先する事はとても大切であり、予算が限られているのであれば、まずは性能を担保した方が良いと考えているからです。
ただし、お客様のご要望により、標準値よりも性能の高い住まいを形にしたい、もしくは、性能値を落として金額を別の所にまわしたい、というご要望があれば、対応をさせて頂きます。しかし性能というのは、住宅においてとても大切なものだと考えています。どれだけ見た目が希望通りのものになっても性能が悪く、冬寒くて夏は暑い。そんな住まいでは良くないと考えています。だから私たちは、予算が限られている場合、まずは性能からしっかりと担保していくべきだと考えています。そして残った予算で自分たちにとって大事なものから希望を形にしていくという方法をお勧めしています。
A 手数の多さで金額は変わります。
金額はやることの量で変化します。例えば同じ間取り、同じ大きさの家でも、作り付けの家具のある家とない家では金額は異なります。同時にその量によっても金額は変わります。また作り付ける家具収納を造作(職人さんの手作り)で形にするのか、もしくは既製品(工場生産品)で形にするのかで金額は変わります。家具に限らず、同じ間取り、同じ大きさの家でも、手数が増えれば金額は増えて数を減らせば金額は下がります。手数の多さで金額が変わるため、30坪2500万円のケースもあれば、25坪3000万円のケースもあります。坪数を優先すべきか、手数を優先すべきか、それはお客様の目指す未来の形により変わります。坪数と手数、どちらを優先すべきかはお客様との対話の中から一緒に見つけ出します。※手数とは工事項目です。主に造作工事がそれにあたります。