性能

温熱環境を整える

断熱材を考える

 

断熱って何?

 

断熱とは熱伝導や熱移動を抑える事で

それを実現する為に用いるものを断熱材と呼びます。

 

例えば、断熱性能が良いと

夏の強い日差しにより高まる室内温度の上昇を

抑える事もできます。

 

また、冬場の寒い時期には断熱性能が高い住宅では

室内で暖めた温度を外へ逃がしにくくする事も出来るため

一年中快適な家づくりを考える際

断熱材を考える事はとても重要な要素になります。

 

断熱ってどんな種類があるの?

 

断熱は大きく分けて二つの方法があります。

ひとつは“充填断熱”と“外断熱”いう工法です。

一般的にこれまで日本では

“充填断熱”という断熱工法が一番多く

普及してきました。

 

 

 

充填断熱(内断熱)工法とは

 

充填断熱とは構造材(柱や梁)の隙間に

断熱材を入れる工法です。

 

木材は鉄やコンクリートなど他の材に比べて

熱の抵抗値が高く※1

木造住宅の場合柱や梁は木材でつくられている為

構造材もある程度断熱が出来ているという考え方に基づき

採用されていきます。※1熱抵抗値比較

熱の抵抗値は数値が小さい方が

熱を通しにくいという事になります。

 

※1熱抵抗値比較

木材                0.12

鉄                 53

コンクリート  1.62

 

実際に弊社でも充填断熱工法で

施工をさせて頂く事は多くありますが

お住まいになられている方からは

雪の降っている日に

「タンクトップ一枚で過ごせました」という声を

頂く事もあります。

 

後に紹介をさせて頂きます

“外断熱工法”に比べて断熱性能は劣りますが

しっかりと基準を守って施行する事で

充分な断熱効果を得る事が出来ます。

 

メリットは“外断熱工法”に比べて

コストが抑えられる点にある為

断熱性能はしっかりとしたいけど

他にも力を入れたいところがあるので

全体のコストを考えてバランス良く

断熱性能を維持したいという方にお勧めです。

 

充填断熱を採用する際弊社で使用する断熱材

 

発泡ウレタン吹付

グラスウール

羊毛断熱材

 

外断熱工法とは

 

外断熱工法とは断熱材に比べて

熱の抵抗値の低い木造住宅の

柱や梁などを含めて

柱の外側を全て断熱材で

覆ってしまうという工法です。

 

断熱材を切れ目なく施行する事ができるため

“充填断熱”でも充分に断熱環境を整える事は可能ですが

“外断熱工法”を採用することで

より高性能な断熱環境をつくる事が可能となります。

 

また、外断熱工法で使用する

発泡プラスチック系断熱材は水蒸気をとおしにくく

夏・冬とおして壁の中の温度は室温と比べて

あまり下がらないため

壁の中での結露の心配も少なくなります。

その為、外張り断熱は家を健康に

保ちやすい断熱工法とも言えます。

 

断熱環境を出来るだけ高性能に整えたい。

可能な限り省エネルギーで

温熱環境を整えたいという方には是非お勧めです。

費用は“充填断熱”に比べて高価になります。

 

外断熱工法を採用する際、弊社で使用する断熱材

 

アキレスボード

ネオマフォーム

断熱

耐震

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